calendula

唄:雨歌エル
ねえどうして泣いてるのあなたのせいじゃないのにさ
ねえどうしてあの頃のように笑えないの
涙ひとつ零れ落ちてこの心に黒く染みついた
ねえどうしてあの頃のように笑えないの
いつかあなたが好きだと言ってた
オレンジ色の花が風に搖れた
ふたり手を重ね笑い合った日に戻ることが出來たならば
あなたの香りもそんな優しさももっと大事に愛すだろう
離れてく聲に消えてく光に手を差し伸べられなかった
それぞれ二度と交わらない道をこのまま歩いて行くのだろう
ねえどうして泣いてるのあなたのせいじゃないのにさ
ねえどうしてあの頃のように笑えないの
季節流れてもいつからか時計の針は止まったままで
ねえどうしてあの頃のように笑えないの
いつかあなたが好きだと言ってた
春の香りが鼻先を櫟る
ふたり寄り添って抱き合った夜に戻ることが出來たならば
交わした言葉も懐かしい日々もきっと大切に思うだろう
離れてく聲に消えてく光に手を差し伸べられなかった
この後悔を胸に閉じ込めたままずっと歩いて行くのだろう