夜明けの光

深い夜の雨の道
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ひとり影を踏む人よ
【雨冥夜路】
流る星の行方には
【獨自一人踩著影子】
古き友の夢重ね
【流星的行踪】

【舊友的夢想的重疊】
懐かしくもあるけれど
想い馳せる暇もなく
【雖然也有懷念】
ふわりふわり儚く揺れる
【但卻無暇思念】
木の葉なぜる軌跡を
【輕輕地虛幻地搖曳著】
星が月が紅く照らして
【樹葉飄落的軌跡】
君をおぼろに浮かべる
【在星月照耀的紅暈中】

【浮現出你朦朧的身影】
時計の針はもう二度と戻らない
振り返ったって引き返せない
【時鐘的指針不會再回走】
でもまだずっと今でもずっと
【回憶也不能讓時光倒流】
あの日の言葉忘れないよ
【但即便到現在也一直】
踏み出す足音加速して行く
【無法忘記那一天的言語】
記憶を置き去りにしないように
【邁出腳步加速前行】
抱きしめ合って噛み締め合って
【記憶觸手可及】
照らした夜明けの光を追いかけて
【相擁相握】

【追逐著照亮黎明的光芒】
遠い日々を呼ぶ聲に
朝は満ちて消えてゆく
【遙遠的時光處傳來呼喚】

【當清晨洋溢之時長夜終將消失】
ひらりひらり閃く雨の
音が手繰る軌跡を
【輕輕地輕輕地雨絲閃爍著微光】
風が風が白く包んで
【循聲而去】
君をおぼろに浮かべる
【在風包圍著的白色中】
ふわりふわり儚く揺れる
【映現出你朦朧的身影】
木の葉なぜる軌跡を
【輕輕地虛幻地搖曳著】
ひとつふたつ時が刻んで
【樹葉飄落的軌跡】
僕はひとり歩き出す
【一步兩步在銘刻的時光裡】

【我將獨自邁步前行】