梦结び

桜雪ぎ舞いて
櫻瓣如雪般飛落
猛りは無く
柔美無限

夜空朱に染まり
夜空被染成紅色
契りは啼く
誓約嗚咽
紡ぐ指は天に掛かり
手指糾纏指向天際
翳りに逝く
消逝於黑暗之中
揺れる月暈貴女は何処へ往くのですか
搖曳的月暈她要去往何處呢
嘆き縋りて求めても
嘆息苦苦追尋
探す答えは果て無き泥黎の底へ
那答案卻已沉入無盡的泥潭之底

霞昏く凪ぎて
狂風停黃昏至

飾りは咲く
花正開
褪せる色は庭に還り
褪去之色回歸庭院
終りは撒く
終結來臨
ふわり歌聲貴女は何処に居るのですか
柔軟的歌聲她在這裡嗎
ゆらりまどろみ忘れても
輕搖入睡即便想要忘卻
はらり涙は冴えゆく虛空の果てへ
淚水卻悄然滑落至無盡的虛空中
淡く淡く春風のよう
如同淡淡的春風吹過
流る桜海は音無く
流動的櫻海悄無聲息
觸れる清明貴女は其処に居るのですか
伸手可觸的清明她在那裡嗎
廻る理外れても
四處尋找不見其踪
凍る薄紅貴女は此処に居るのですか
凍僵的淡紅色她在這裡嗎
結ぶ言の葉屆かずとも
即便心中的話語無法傾述
揺れる月暈貴女は何処へ往くのですか
搖曳的月暈她要去往何處呢
絡み掠れた想いを葉えても
即便糾結的思念能夠實現
探す答えは果て無き泥黎の底へ
那答案卻已沉入無盡的泥潭之底

馴染む影は紫色
習慣的影子是紫色
憂いを湛えて
清澈了憂愁