僕とハイセイコー

彼が何を思っていたのか
僕には分からないまま
今日の風著飾っているのは
不安があるからか

重なった影は剎那そこに在った
いつか見えなくなってしまっても
過ぎ去った風はどこか哀しかった
振り返って僕は夜を吸い込んだ

僕が何を思っているのか
彼には屆かないまま
まさに風著飾っている姿の
不安が通り過ぎて行った

重なった影は剎那そこに在った
いつか見えなくなってしまっても
過ぎ去った彼はどこか哀しかった
振り返った僕は風になりたかった